印刷したいモデルを見つけたのに、届いたのは.fbxや.glb、.usdzだった。けれどもスライサーが受け付けるのはSTLか3MFです。Macでは、これまでBlenderを経由するのが定番でした。読み込んで、スケールを直し、モデルを立たせ、書き出し、色は気にしなくていいことを祈る、という遠回りです。
バージョン1.5.2から、Eyemeshは3MFへ直接書き出せるようになりました。Bambu Studio、PrusaSlicer、OrcaSlicer、Curaのいずれでも読み込める形式です。ここではその仕組みと、ファイルに何が含まれるのかを説明します。
STLが記述するのは三角形だけです。3MFは印刷のために作られた比較的新しい形式で、単位を宣言でき、色を保持でき、しかも圧縮されています。どちらを送るか迷ったら、STLと3MF、スライサーに送るならどちらの形式かで詳しく比較しています。ゲームやスキャン、Webビューア由来のモデルなら、見た目を形作っていた情報を3MFのほうが多く残せます。
STLをはじめ、マテリアルを持たないモデルはニュートラルなグレーで表示されます。Eyemeshでは、ビューアの背景メニューにあるモデルの色でモデルの色を選べるほか、設定でマテリアルのないすべてのモデルに使うデフォルトの色を決めることもできます。この色は書き出し時にも保持されるため、オレンジに色付けしたSTLは3MFでもオレンジのままです。
ブラウザで複数のモデルを選び、変換先に3MFを指定すると、Eyemeshはそれらをキューに入れて順番に処理します。30体のFBXミニチュアのパックも一度の処理で30個の3MFファイルになり、元のファイルが変更されることはありません。エクスポートキューの詳細はフォーマット変換のページをご覧ください。
Eyemeshが書き出す3MFに含まれるのは、ジオメトリ、単位、色です。プリンタプロファイル、レイヤー高さ、サポート、インフィル、フィラメントの割り当てといったプリント設定は一切含まれません。それはスライサーの役割であり、Bambu StudioやPrusaSlicerが独自のプロジェクトを3MFで保存するのもそのためです。書き出したファイルをスライサーで開き、いつもどおり印刷の準備をして、プロジェクトはスライサーから保存してください。
Eyemeshは、3MFコンソーシアムのコア仕様に準拠した標準の3MFを書き出します。Bambu Studio、PrusaSlicer、OrcaSlicer、Curaはいずれもこの形式を読み込めます。
色はファイルに含まれていますが、その先はスライサーとプリンタ次第です。フィラメントが1本のプリンタでは、装填したフィラメントで印刷されます。色とフィラメントの対応付けは、スライサー側で行う作業です。
glTFとGLBはメートル単位で定義されていますが、スライサーはミリメートルとして読み込みます。Eyemeshはスケールを推測せず、座標をそのまま書き込むため、1.8単位のフィギュアは高さ1.8 mmになります。同じファイルから書き出したSTLと同じように、スライサーで目的のサイズまで拡大してください。
はい。3MFを開いて書き出し直すと、オブジェクトが1つに統合されます。ダウンロードしたファイルのパーツがプレート上でばらばらになるときに便利です。
いいえ。変換はすべてMac上で行われ、ファイルが外部に送信されることはありません。